2026年、私は42歳の派遣社員として働いています。
これまで2年間、大手企業で役員秘書として勤務してきました。
人間関係も良好、業務も問題なく回っている。
「このまま穏やかに続けられたらいいな」と思っていた矢先、派遣会社との定期面談でこう告げられました。
「あと1年で満期。ポジション変更は確定。無期転換はなしです」
頭では理解していた「派遣という働き方のルール」。
でも実際に自分の身に起こると、その現実を強く突きつけられた感覚でした。
安定しているようで、不安定。それが派遣
今の職場に不満はありません。
むしろ恵まれていると感じています。
人間関係も良好、ホワイトな職場。残業はほとんどないし、お休みも取りやすいです。
それでも、
- 満期が決まっている
- 異動すれば時給が下がる可能性がある
- 無期転換はできない
こうした条件を前にすると、「このままでいいのか?」という気持ちがどうしても出てきます。
正直なところ、この年齢での転職活動はかなり面倒です。
できることなら、このまま同じ会社にのらりくらりと居続けたい。
でも、時給での生活はやはり不安定。
生活を守るために、渋々就職活動を始めることにしました。
42歳での転職活動、最初の壁
まずは現在の派遣会社で、紹介予定派遣にエントリーしました。
職種は社内ヘルプデスク。
結果は——2社とも即不採用。
これが想像以上にショックでした。
「この先もずっと決まらないんじゃないか」
そんな不安が一気に押し寄せてきました。

派遣という選択肢を広げてみる
次に目を向けたのは、別の派遣会社。
輸入車ディーラー本社の登録部門の仕事を見つけました。
- 時給は今より高い
- 年収ベースで約30万円アップ
- 自動車ディーラー15年の経験が活かせる
「どうせ紹介予定派遣は通らないなら、まずは派遣でもいい」
そう思い、登録。
結果、職場見学に進めることになりました。
さらに、スケジュールも工夫。
提示された日程の中であえて一番遅い日を選び、他の選考も見られるように調整しました。
正社員にも挑戦。ハローワークでの出会い
並行して、ハローワークで求人を探していたところ、
地域の大きな病院の医局秘書(正社員)を発見。
応募条件は「44歳以下」。
正直ギリギリです。
窓口でも「年齢的にはギリギリですね」と言われました。(普通に辛口・笑)
それでも、
- 土日に履歴書・職務経歴書を作り込み
- 月曜午後に半休を取り
- その日のうちに応募
できることは全てやりました。
まさかの書類通過
結果は——書類選考通過。
1週間後に連絡が来たときは、本当に驚きました。
その後、
- 適性検査(性格・図形問題)を自宅で実施
- 面接対策
をしっかり準備。
面接では、
- 自己紹介
- 志望動機
- 長所・短所
- ストレス耐性
などを聞かれましたが、落ち着いて自分の言葉で話すことができました。
このブログを書いていることで、普段から自分と向き合えていたのも大きかったと感じています。

もう一つの選択肢。派遣先からの評価
医局秘書の面接2日後、
輸入車ディーラーの職場見学へ。
職場は落ち着いた雰囲気で、年齢層も高め。
「ここならやっていけそう」と素直に思えました。
その後、派遣会社の営業から電話があり、
「先方はぜひ正社員になってほしいと言っています」
という予想外の言葉。
もともとは派遣募集ですが、将来的な可能性も見えてきました。
42歳の就職活動で感じたこと
今回の転職活動を通して感じたのは、
「若い頃の就活とは全く違う」ということ。
- 年齢の壁は確実にある
- でも経験は武器になる
- 準備の質が結果に直結する
正直、学生時代や過去の転職活動よりも、
今回が一番しっかり準備できました。
今の状況
- 医局秘書(正社員):結果待ち
- 輸入車ディーラー(派遣):前向きな評価あり
選択肢があること自体、とてもありがたい状況です。

まとめ:動いたから見えた現実
派遣として働いていると、
どこかで「このままでいいか」と思ってしまうことがあります。
でも今回、満期という現実を突きつけられて動いたことで、
- 自分の市場価値
- 年齢の現実
- それでも通用する部分
すべてをリアルに知ることができました。
42歳でも、遅くはない。
でも、動かないと何も変わらない。
そう強く感じた出来事でした。



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