No.100_夫を変えるのをやめたら、自分の暮らしがラクになった

夫と一緒に暮らし始めて、14年になります。

14年も一緒にいると、もちろん夫婦の生活もすっかり馴染んできます。

我が家は子どもがいないこともあり、普段は同じ家の中でそれぞれ別の部屋で過ごしている時間も多いです。

ずっと一緒に会話しているわけではありません。

食事のときは一緒に過ごして、それ以外はお互い好きなことをしている。

そんな距離感が、今の私たちにはちょうどいいのだと思います。

目次

穏やかな夫だけど、家事はかなり消極的

夫はとても穏やかな人です。

怒鳴ったり、家事を強要したりすることもありません。

「料理を作って」と言われたことも、一度もありません。

ただ、家事について言えば、かなり消極的です。

夫がしてくれているのは、ゴミ捨て、朝の犬の散歩、食器洗い、洗濯など。

もちろん助かっています。

でも、それ以外の家事は私が担っていることが多いです。

料理はほぼ私。

調理器具を洗って片付けるのも私。

食後の食器は夫が食洗機に入れてくれることもありますが、翌朝それを取り出して棚に戻すのは私。

ネットスーパーの注文も私。

日用品をAmazonで注文するのも私。

食品や日用品の在庫を把握しているのも私。

家計やお金の管理も私です。

家事というと「掃除」「洗濯」「料理」のように目に見えるものを思い浮かべがちですが、実際には、家の中で必要なことを考えたり、在庫を把握したり、次の買い物を考えたりすることも結構あります。

私はそういう「家を回すための細々したこと」を、かなりやっています。

だから、家の中でずっと動いているような感覚になることもあります。

以前は「もっとやってよ」と思っていた

以前の私は、夫に対しても、

「もっと家事をやってほしい」

と思っていました。

私がこれだけやっているのだから、もう少しやってくれてもいいんじゃないか。

そう思っていました。

そして、たぶん私は夫だけではなく、仕事でも同じことをしていました。

「こうしてほしい」

「なんで分かってくれないんだろう」

「もっとこうしてくれたらいいのに」

相手が自分の思った通りに動いてくれないと、イライラする。

そして、どうしたら相手を変えられるかを考えてしまう。

結果的に、人間関係で衝突することもありました。

今振り返ると、かなり疲れることをしていたなと思います。

「諦めた」のではなく、相手を変えるのをやめた

最近になって、少し考え方が変わりました。

私は「諦めた」のだと思っていたのですが、たぶん違います。

相手を変えることを、自分の仕事にしなくなった。

これが一番近い気がします。

夫が食後すぐにタバコを吸って横になっていて、食器を洗うのが遅くても、

「なんですぐやらないの?」

と思わなくなりました。

私は食後すぐに洗いたい。

だったら、自分で洗えばいい。

夫は自分のペースでやりたい。

それなら、それでいい。

もちろん、私が疲れていて「今日はもう何もしたくない」と思う日もあります。

そんな日は外食にすればいい。

夫は料理ができないので、私が「今日はご飯を作りたくない」と言うと、必ず「じゃあ外食しよう」と言います。

「作ってよ」とは言いません。

だから結局、

「外食か……じゃあ作るか」

となることもあります(笑)。

でも、それも私が決めていることです。

夫に強要されて料理をしているわけではありません。

自分が食べたいものを作りたいから作る。

家を自分が好きなように整えたいから整える。

そう思えるようになってから、ずいぶん気持ちがラクになりました。

私は「黙々と作業する」のが好きなのかもしれない

そして最近、もうひとつ気づいたことがあります。

私は案外、黙々と何かをするのが好きなのかもしれません。

料理をしているとき。

片付けをしているとき。

ブログを書いているとき。

何かに集中しているとき。

夫から話しかけられると、

「ごめん、今ちょっと黙っててほしい……」

と思うことがあります(笑)。

疲れているからというのもあるし、単純に今は自分の作業に集中したい、ということもあります。

以前だったら、「夫婦なんだからもっと会話しなきゃ」と思ったかもしれません。

でも、14年も一緒に暮らしていると、ずっと会話している必要なんてありません。

同じ家にいて、それぞれ別の部屋で好きなことをしている。

食事のときに一緒に過ごす。

それくらいでちょうどいい。

沈黙が気まずいわけでもないし、会話がなくても不安にならない。

むしろ、安心して別々のことをしていられること自体が、長く一緒に暮らしてきた夫婦の良さなのかもしれません。

夫は、かなり快適な生活をしていると思う(笑)

ふと考えると、夫はかなり快適な生活をしている気がします。

子どもはいない。

穏やかな妻がいる。

家では手作りの料理が出てくる。

ときにはお菓子も作る。

コーヒーも出てくる。

食料品や日用品の注文もしてくれる。

在庫管理もしてくれる。

お金の管理もしてくれる。

そして、料理を作れと言われることもない。

……かなりいい生活では?(笑)

もちろん夫も家事をしてくれています。

朝の犬の散歩をしてくれたり、洗濯をしてくれたり、食器を洗ってくれたり。

だから「夫は何もしない」という話ではありません。

ただ、家の中のことを考えたり、管理したりする仕事は、私のほうがかなり多い。

以前なら、ここから「もっとやってほしい」という話になっていたと思います。

でも今は、

「まあ、私が好きでやってるんだよね」

と思えるようになりました。

義母からいただいた福島の桃。
みずみずしくて美味しい!二人で一緒に食べました。

人を変えようとしなくなったら、自分がラクになった

夫が変わったわけではありません。

家事の分担が劇的に変わったわけでもありません。

変わったのは、私のほうです。

「相手にもこうしてほしい」

と思うことを減らして、

「私はどうしたい?」

と考えるようになりました。

私は食後すぐに食器を洗いたい。

だから洗う。

私は食べたいものがあるから料理する。

私は家を整えておきたいから片付ける。

疲れたら休む。

作りたくなければ外食する。

夫は夫のペースで過ごす。

それでいい。

以前の私は、「自分がこれだけやっているんだから、相手も変わってほしい」と思っていました。

でも、人を変えようとすると、相手が変わらない限り、自分はずっと不満を抱えることになります。

それなら、

自分が決めたことを、自分のためにやる。

そのほうがずっとラクです。

「諦めた」と思っていたけれど、たぶん私は、諦めたのではありません。

人を変えることをやめて、自分の暮らしに集中するようになった。

そしてその結果、夫婦関係も、仕事の人間関係も、以前よりずっとラクになりました。

相手は相手。

私は私。

14年一緒に暮らしてきた今は、そんな距離感がちょうどいいのかもしれません。

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この記事を書いた人

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