歯列矯正は正直大変。患者側の努力が必要!
40歳で歯列矯正を始めて半年が経ちました。(2025年3月時点)
著者の歯列矯正生活はまだまだ続きます。
矯正は正直、患者側の努力が必須です。非常に残念ですが、決して楽はできません
具体的に何が大変かと言うと
- 痛みが伴う時がある(ずっとではない)ので、若干覚悟が必要
- 虫歯・歯周病のリスクが高まるので、予防対策をしっかりとする必要がある
- ゴムかけ(顎関ゴム)の工程ではサボり厳禁!
この3点が代表的なものかと思っています。
※顎関ゴムに関してはこちらの記事でも述べていますので、ご覧ください

さて、今回はその中で「痛み」と「虫歯・歯周病予防」についての記事です。
実際に著者が使ってみて助かったアイテムをご紹介いたします!
私はワイヤー矯正(表側)ですので、裏側矯正やマウスピース矯正をおこなっている方とは少し勝手が異なるかもしれません。
また、当然ながら痛みの感じ方は人それぞれ。歯並びも一人ひとり異なるため、あくまで著者の場合のご紹介となることをお含みおきいただければ幸いです。
この記事ではお助けアイテムBEST5ということで、5つのアイテムをご紹介!
なるべく治療以外の余計な出費は避けたいところですが、矯正中も日々の暮らしがあります。学校や職場で人と話したりする日常も、これまでと変わらず継続しなければなりません。
少しでも痛みを軽減し、矯正装置と上手に付き合っていけるといいですよね。
では早速ご紹介していきましょう!
第5位:口内炎の薬(市販の安いもので十分)

特にメーカーにこだわりはありません。私はamazonで購入しました。
500円程度のもので十分です。
こちらはワイヤーを装着した直後の1週間くらいは毎日塗っていました
とはいえ、徐々に痛みは無くなります。
当初は口腔内とワイヤー(特に奥)が触れて擦られてしまい、どうしても口内炎になりやすいです。
ただ、徐々に口腔内もワイヤーの存在に慣れてくると共に歯も動いていきます。
頬の内側とワイヤーの間の隙間ができてきますので、1か月経つ頃には塗り薬は不要になりました。
元の歯並びなどにより個人差はあると思いますが、お守りとして用意しておくと良いです。
私自身、毎月の調整直後や歯の動きによってたまに出番があるため、捨てずにに保管しています。
第4位:ワックス(歯専用)

歯列矯正用歯科矯正ワックス 歯科用歯科用ワックス ビタミンEとアロエベラ配合 クリアカラー 無味 (6個入り)
こちらはワイヤー装着から1か月くらいはほぼ毎日使用していました。
私はGUMのものを使用しました。こちらもamazonで購入。
第5位の口内炎の薬と同様、ずっとは必要ないです。
ワイヤー装着直後はとにかくブラケットがぼこぼこして、口腔内のあらゆる場所に当たって痛い!!!
犬歯など1部は顎関ゴムを引っ掛ける用に突起があり、それが歯茎に刺さって口内炎祭り!!!
※私がよくお世話になっているYoutubeチャンネル柴山先生のデンタル美容clubで、この突起をカットしてしまった患者さんがいたというエピソードがありました。ちゃんと意味のある突起なので、カットしないようにしましょう。
こちらのワックス、手で簡単にちぎれます!
ブラケットの上に貼り付けると、口腔内に刺さる感じがなくなり、非常に楽になります!
初期の頃は前歯から奥歯まで、ほぼ全てのブラケットにペタペタと貼り付けていたのが懐かしい
食事のたびに外し、歯ブラシの後に毎回貼り付けていました。
面倒とか、時間がかかるとかより痛みが酷かったため、手放せませんでした。
1つ500円くらいしますが、こちらも歯が動いてくると不要になります。私は2か月くらいで使用しなくなりました!
第3位:タフトブラシ

隙間汚れの除去に欠かせません。
通常の歯ブラシは、電動歯ブラシを使用しています。更にこの後ご紹介するデンタルフロスも、虫歯予防には欠かせません。
第3位としてご紹介するこちらは、当初は使用しておりませんでした。
ワイヤーを装着していない時は気にならなかったステイン汚れ(コーヒー・紅茶などの茶色い汚れが歯の表面につく)が、これまでのブラッシングでは落とせなくなってきました。
ブラケットとワイヤーが装着されていることにより、凹凸が複雑になり、汚れが落ちにくくなっていたのです。
仕上げにこちらのタフトブラシを使用する様になってからは綺麗に汚れが落ちる様になりました!
あまりきつく当ててしまうと歯茎にダメージを与えてしますので、優しくブラッシングすることをお勧めします。
また、矯正中でも歯科医での歯のクリーニングは行えるため、私は半年に1回はお願いしています。
虫歯・歯周病・歯周ポケットのチェックを定期的に行うことを意識しています。
(歯科医でのクリーニングは矯正中でもそうでなくてもずっと継続しております。)
第2位:鎮痛剤
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矯正期間中は市販の鎮痛剤をお手元に持っておくことをお勧めします。
私が鎮痛剤を頼るタイミングは次の3つです。
- ワイヤー装着前の段階で、奥歯の隙間を広げるためのゴムを装着した時
- 初めてのワイヤーを装着した直後
- 調整時(ワイヤーを太いものに交換した時・顎関ゴムが始まった時・ゴムの掛け方が変わった時)
私は【指定第2類医薬品】イブクイック頭痛薬DX 60錠を使用しています。
痛みに関してはどうしても避けられない一方、ずっと続くわけではないので、私は我慢せずに薬を頼っています。
仕事中に痛くなってしまった時もありましたが、鎮痛剤のおかげですぐに楽になりました。
第1位:デンタルフロス(矯正専用)


安野製薬 矯正用フロス 60本入り 【歯とワイヤーの間にスルッと入る!】
デンタルフロスは矯正に関係なく必須アイテム。
と言いつつ、私自身使い始めたのは30代後半から。
それまでは面倒だったり、大人になってからはブラッシング(電動歯ブラシを使用)だけでも虫歯が出来なかったため、あまり必要性を感じていませんでした。
歯列矯正を始める少し前に、行きつけの歯科医院で歯のクリーニングをしてもらった際、フロスを使用していないため歯の間の汚れが落としきれていないことを指摘されました。
虫歯はなかったものの、歯には気を遣っていたつもりだったのでフロスを購入してみました。
すると、次の2点、使用しない時と比較し、明らかな違いがあったのです!
- フロスをすると口腔内の粘つきが全くなくなる!(これまでよりキュッキュ、となった)
- 口臭がなくなった!(これまでも無かったと思っていたが、フロス後うがいをしたら口腔内の匂いが違った)
フロス自体にしっかりと汚れがついているため、ブラッシングだけでは汚れが落としきれないことをハッキリと痛感。
仕上がりのスッキリ感も全然違うため、毎食後フロスを欠かさない様になりました。
歯列矯正を始めてからは、ワイヤーを装着しているためこれまで使用していたフロスが使えませんでした。
amazonで検索し、上記を購入。使い心地が良いため、定期便で購入しています。
他にも商品はありましたが、こちらは日本の企業で作られているということと、口コミが良かったため購入。
半年間ずっと使用させてもらっていますが、快適です!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
現在歯列矯正を頑張っている方、矯正を検討中の方、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。
先述した通り、歯の状態や矯正のツールによって、個々の条件が異なります。
私にとっては役立つツールでも、あなたの役には立たない可能性もあります。
ただ全員に共通することは、少し大変な矯正期間中の生活をなるべく快適に過ごしたいということだと思います!
当記事が少しでも皆様の役にたったら嬉しいです

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