【大人の歯列矯正_6ヶ月後 輪郭の変化】非抜歯×表側ワイヤー×アンカースクリュー無しの場合

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みんな歯列矯正の方法&歯科医院の選定に迷っている

YoutubeやInstagramを見ていると、歯列矯正において抜歯or非抜歯、表側ワイヤーor裏側ワイヤーorインビザラインなどのマウスピース矯正、アンカースクリューの有無などで悩まれている方が多いようです。

もちろん歯科医院の選択も非常に重要。

先生の治療方針や自分と先生との相性・通える範囲かどうか・支払い可能な価格設定か、など、歯列矯正に興味があってもスタートまでのハードルは割と高いですよね。

最終的には歯科医師と相談した後ご自身で意思決定する必要がありますし、元の状態によってどのような治療が必要か、人それぞれで異なるのは当然のことです。

これまでの大人の歯列矯正関連の記事同様、今回もあくまで私の場合であることをお含みおきいただけますと幸いです。

参考程度にお読みいただければと思います。

私が表側ワイヤー×非抜歯×アンカースクリュー無しの矯正を行なっている理由

歯科医院の選択

以前の記事でも少しご紹介しました。

私の場合、幼少期からずっと同じ歯科医院に通っています。

ご夫婦で経営されており、奥様が矯正専門医です。

受け口で生まれてきた私は、幼少期から小学生までの間、一度歯列矯正を行いました。

その後も歯の掃除・虫歯治療でずっと同じ歯科医院にお世話になっており、歯列矯正の技術においても信頼できることから、今回もお願いすることにしました。

ご夫婦で同じ歯科大ご出身、開業40年以上、非常に多くの症例をお持ちです。大人になって歯列矯正を行うことになった際も、私の質問一つ一つに非常に的確かつスムーズに返答いただき、患者としてその対応は非常に大きな安心につながっています。

歯科医院の土地・建物は先生の持ち物ですし、その他ビルもいくつか所有されており、経済的に豊かな先生一家。

そんな先生一家は商売っ気が無いと言うか、本当に良心的な価格で治療を行ってくれます。

歯列矯正はどうしても保険適用外になってしまいますが、それにしても良心的な価格設定ですし、毎月の調整費はかかりません。

過去にずっとお世話になっているし、今回の歯列矯正相談の際も幼少期からの私の歯形を全部見せてくれたり、本当に丁寧に対応をしてくれるため、私は他の医院を選択することはしませんでした。

治療方法の選択

こちらの医院では、表側矯正しか選択できません。

そのため他の選択肢は当初から除外されます。

表側矯正だからこその良心的な価格設定というものあると思います。

先生曰く

どうしてもマウスピースだとこちらが移動させたい歯の動きに対しての自由度が低くなってしまうので、うちはワイヤーの表側だけでやらせてもらってます。

とのことでした。

抜歯・非抜歯については、私の場合は初めから非抜歯であることが確定していました。

ずっと通っている医院ということもあり、自分の顎のサイズに合わせて既に必要な抜歯は完了していたためです。

(私の場合は親知らず4本全て抜歯済みです)

アンカースクリューに関してもこちらの医院では使いません。そのため治療期間が伸びてしまうケースは正直あると思います。

しかし、選択できるメニューがシンプルだからこそ、多くの材料を仕入れずに済む、医院側も経費が嵩むことはありませんし、患者側も費用が安く済むのはありがたいことです。

今回の私のケースですが、10代後半で親知らずを抜くことをサボったおかげで、正中がずれてしまいました。

結局親知らずだけは20代前半に抜歯したのですが、その頃はお金も無く、矯正装置をつけることを恥ずかしく思ってしまい、そのまま放置していました。

一度ずれ始めてしまったものは、そこでストップしてくれませんでした。

毎日少しずつ噛み締めの癖が働き、40歳になった時には随分とズレが顕著になっていました。

1番上が矯正開始直後です。正中のズレがかなり進んでいます。

圧迫されている側の頬の骨に痛みを感じるようになり相談したところ、これはもう矯正しか無いよ、と先生の説明を受け、今回の歯列矯正に踏み切りました。

若い頃から面倒くさがらず、きちんと通っていればこうはならなかったと思います。反省。

そして今回治療を決意したことにより、絶対にサボらずに頑張ろうと意思を決めました。

ゴムかけ(顎関ゴム)は地道・痛い・過ごしにくいの3重苦

表側ワイヤー矯正・裏側矯正・インビザラインなどのマウスピース矯正、どの方法を選択しても、ゴム掛けの工程はつきものではないでしょうか。

特に私のように、噛み合わせに問題がある人にとってはゴム掛けを制覇しないと矯正生活に終わりは来ません。

このゴム掛け、非常に地道な作業であり、不快で、痛くて、生活しにくく、面倒なのです

食事のたびに外して、食後歯磨きをしたらすぐに装着、をひたすら繰り返します。

間食もできなくなってしまいました。(器用な人ならできるかも、でも歯磨きができないので私は間食を断ちました)

何より新たな掛け方になってから3日間くらいは毎回結構痛いです。鎮痛剤飲んでます。泣

※3日くらいで痛みは無くなります

そんなゴム掛けを始めて5ヶ月目に突入しているのですが、月に1回の調整の際に掛け方の指示があります。継続の場合もあれば、変更の時もあります。

先生が歯の動きを見て指示してくれるので、しっかり守り、サボらず続けています。

ゴム掛けにより、噛んだ時の噛み合わせも綺麗になっていきますが、私のように正中がずれている人の場合、口を開けた時の歪みも改善されます。

2024年12月は明らかに曲がっていたのに対し、2025年4月はほぼ真っ直ぐに改善されています。

上下の噛み合わせに干渉してくれる顎関ゴム。ゴム掛けなしでは噛み合わせが綺麗なることはありません。

その重要性は多くのYoutubeなどに取り上げられていますので、ぜひご覧いただくことをお勧めします。

人は「なぜこの工程が必要なのか」という理屈をわかっていると頑張れるからです。

ちなみに私のゴム掛けですが、2024年12月は夜寝る時だけでOKという指示でした。

2ヶ月目以降は食事以外ずっと装着してくださいという指示です。

2025年1月の両側2本のゴムかけは、普通にしゃべることができたので問題ありませんでした。

2025年4月(現在もこれです)のゴムかけは、舌が当たってしまい会話しずらくてちょっと困ったのですが、1週間くらいで慣れて、今は全然普通に会話できています。仕事中もゴムかけしています。(もちろん見た目がアレなのでマスク必須です)

背に腹は変えられない。この工程がいかに大切か、そして今だけ頑張れば、来年の今頃はブラケットオフできているかもしれない。何のための歯列矯正かを日々のモチベーションにしながら頑張っています!

顎関ゴムの大切さを教えてくれたYouTube動画

こちらのルーセント歯科さんの動画はとても参考になりました!

出典:佑健会 ルーセント歯科・矯正歯科
出典:佑健会 ルーセント歯科・矯正歯科

以前もご紹介した柴山先生のデンタル美容clubの動画も非常に分かりやすく、響きます・・・

出典:柴山先生のデンタル美容club

6ヶ月頑張ったら輪郭が変わってきた!

さて、まだまだ道半ばですが、6ヶ月経過して輪郭がどのくらい変わったか。

以前の記事と少し内容重複しますが、別の比較写真を用意しましたのでご覧ください。

ゴム掛け5ヶ月頑張っているため、見た目に成果が現れてきたのではないかと思っています。

下顎が引っ込んで輪郭スッキリしてきた。※体重は変わっていません
特に下の歯の引っ込みがはっきり分かります。
左側、不自然にしているわけではありません。歯が出ているため、いーっとするとこうなってしまっていました。

半年で、そして非抜歯で、ここまで口元が下がりました。

おまけ:ワイヤーの色について

そういえば、ワイヤー白からシルバーにしました。

白=目立たないと思い希望しましたが、こちらの医院で使用しているものは真っ白すぎて、私の歯ではかえって浮いてしまいました。

数ヶ月に1度ワイヤーを太いものに変えるのですが、2025年4月の通院の際に「今日ワイヤー変えますね。」と案内されたため、「あ、そしたら今後は普通のシルバー(コーティングされていないもの)にしていただけますか?」とお願いしました。

シルバーで全然いいじゃん、と、今では思っています・笑

実は白を選択すると、料金がプラス2万円でした。ちょっと後悔。お金は戻ってきません。

あと、よく塗装されているワイヤーの方が滑りが悪いため、歯が動くのに時間がかかってしまう=矯正終了までの期間が伸びてしまう という話を耳にしたので、そちらについて先生に質問してみました。

すると

そんなことないよ、章ちゃんのように非抜歯の患者さんだと、ほとんど期間が変わらない。
抜歯をしたり、歯を大きく移動させなくてはならない患者さんであれば期間に差が生じるということもあると思うよ。

という回答でした。

やはり、自分のケースはどうなのかについてはネットや動画を見て判断せず、担当の先生に何でも質問してみるって大事だなぁと実感しました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は輪郭の変化についてと、顎関ゴムについてもたくさんお話しさせていただきました。

現在歯列矯正をご検討中の方や、痛みに耐えている方の力になれれば幸いです。

またお会いしましょう

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